エコシティ構想には、多くの場合、都市緑化の施策が組み込まれます。国土交通省による環境共生モデル都市事業でも、「景観・緑地保全」「水と緑のネットワーク形成」「生物多様性の保全」などが盛り込まれています。


しかし、一方で都市緑化の推進は植物廃棄物の増加をもたらします。都市内の公園等から発生する剪定枝等の植物廃材は日本全国で年間約200万トン、また、東京都が管理する街路樹から出る剪定枝や落ち葉は年間約3万トンに達すると推定されています。
こうした植物廃棄物については、近年資源化・再利用が推進されていますが、効率的・循環的な再資源化がなされているのは全体の3割程度と言われてます。
こうした植物廃棄物については、近年資源化・再利用が推進されていますが、効率的・循環的な再資源化がなされているのは全体の3割程度と言われてます。

