

環境への負荷を軽減し、動植物や都市に住まう人々の快適さに配慮した都市づくり。1975年に設立されたアーバンエコロジーという組織が母体となって広めたといわれる。
日本でも1993年に建設省(現国土交通省)が環境共生モデル都市事業を開始。基本構想として、下記の施策を掲げている。
日本でも1993年に建設省(現国土交通省)が環境共生モデル都市事業を開始。基本構想として、下記の施策を掲げている。


<社会基盤施設整備>
- 中心都市区域と他拠点地区のネットワーク(公共交通)
- エネルギー(再生可能エネルギーの利用、コジェネレーション)
- 廃棄物リサイクル(資源循環)等
<都市デザイン>
- 都市機能と空間配置
- 景観・緑地保全
- 水と緑のネットワーク形成 等
<自然との共生>
- 生物多様性の保全
- ヒートアイランド対策
- 微気候の調整と活用 等
すでにストックホルム(スウェーデン)、フライブルク(ドイツ)、アデレード(オーストラリア)などの世界の多くの都市が、エコシティを実現するための制度、事業を推進している。
